どうもTRAVAと申します。
YouTubeやブログなど成果を出すためには、コンテンツを積み重ねていくことが最低限の条件であると思います。
私もYouTubeやブログ、ロゴデザインのストックに注力していますがまだまだ成果には程遠い状況です。
それでもブログでは約90記事、YouTube動画では約30動画、ロゴのデザインについてはなんと約200デザインを積み重ねることに成功していますw
中には長続きせずに諦めてしまう人も多くいると思います。
今回はそんな物事、とりわけ副業を長続きさせる簡単な秘訣を脳科学の視点から考えていこうと思います。
まずは結論:期待をしないこと
まずは結論から述べます。
それは「期待をしない」ことです。
えっ…それだけ?
…待ってください。ちゃんと説明します。
脳機能の視点から「期待しない」ことを検証します
それでは解説していきましょう。
大切なキーワードは「強化学習」という言葉です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、ここから解説していきます。
人間は行動を起こす際に意識、無意識に関わらず、その行動の結果得られる「報酬」を「予測」します。
うーんなんかうまく説明できていませんね。
それでは勉強を例にしてみましょう。
大人の方は学生の頃でも構いませんので思い出してみましょう。
皆さんはなぜ勉強していましたか?
「勉強そのものが楽しくてしょうがない!」という変態さんは置いといて、勉強をする大抵のモチベーションはテストで点数を取るため、もっと言えばテストで点数を取ることで第三者から認められる、またもっと長い目でみてみるといい大学、いい会社に就職し人生を豊かにするというところにつながるのでしょうか?
さてここで先ほどの話に戻してみましょう。
勉強を続けるというモチベーションを維持する際には勉強を続けることで得られる報酬が適正に得られていることが重要なのです。つまり勉強を続けることで、テストで点数を取り続けることができる。これがモチベーションの維持につながるのです。
脳の機能、強化学習という視点でこれを「正の報酬」と言います。つまり行動に対しての報酬が見立てよりもプラスに働いた、あるいは見立て通りの報酬が得られたということです。この正の報酬が得られると人間はその行動を続けることができます。これは「正の強化学習」と言います。
ではモチベーションが維持できない人、諦めてしまう人の場合を考えてみましょう。
こういった方の多くに見られることは「報酬を大きく見積もり過ぎている」ことです。
つまり、「頑張って勉強したのに点数が上がらない」って感じです。これは行動に対して適正な報酬が得られなかったということになります。
脳機能の点でこれは「負の報酬」と言えます。先ほどと違って行動の際の報酬の見立てよりも報酬が少なかったということが言えます。
この「負の報酬」が何度も続いてしまうと人は次第に「やっても無駄」「どうせ自分には無理だ」と考えてしまうようになるのです。これを「負の学習」と言います。
こうなってしまってはモチベーションの維持もへったくれもありませんね。
副業でのモチベーション維持の方法
さて話をさらに戻しましょうか。
副業の話です。
副業において報酬が何かというとまずパッと思いつくのは「お金」ですね。労働に対しての対価ということです。
この報酬、つまり「お金」の見立てに理想と現実のギャップが大きく出てしまっていると人はモチベーションの維持が難しくなってしまうといえます。
はじめに私はブログやYouTubeなどは成果が出るまでに時間がかかるといいました。
そうです。時間がかかるのです。ちょっとやそっとでは成果は出ません。私もそうです。
「ちょっとブログで記事を書いてみたらすぐに稼げる」「YouTubeに10本くらい動画をアップしたらすぐに登録者が伸びる」などの高い理想を掲げて挑戦すると、辛い現実に直面することになります。私もそうです。
そこで「期待をしない」です。
正確には「期待をしすぎない」「長い目で見る」という感じですかね。
お金を報酬として期待しすぎると、その報酬が得られなかったときに負の報酬となってしまい、この負の報酬が繰り返されると人間はその行動に対するモチベーションを維持しにくくなります(負の強化学習)。そして最終的には行動をしなくなる(モチベーションを維持できなくなる)という結果につながってしまうのです。
つまり、「まあお金は少しでもいいから続けてみよう」や「1年くらいやってみようかな」など報酬のハードルを低く設定しておくと、得られる報酬もプラスとなりやすくモチベーションの維持につながりやすいのです。
まとめ
今回は少し難しい視点でモチベーションの維持や副業について考えてみました。
まあ、副業に関わらず、何事においても過度の期待は厳禁ではないかなと考えています。
これから副業を始められる方、また心が折れかかっているあなたは今一度自分を見つめなおし、目標・予測される報酬を改めて見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
それでは
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