どうもTRAVAと申します。
今回は安価でロゴ作成を受けた結果、悲しい思いをしたというお話をしていきたいと思います。
ネットの普及した現在はクラウドソーシングサイトやSNSなど様々な場でイラスト作成やロゴのデザインなどを発注、受注を行うことができるようになりました。
結果「価格の競争」が起こり、より安価で制作を受注する方が増えていくわけですが、今回はそんな安価で制作を行うとちょっと悲しい思いをするかもというお話です。
先に述べておきますが、今回の話は決して依頼者様を批判したいわけではありません。
適切なやり取りののち、お互いが了解をしたうえでのロゴ制作であったため、その点について文句をいうつもりはありませんので、「こんなことが自分の身にも起こりうるかもしれない」「こんな思いをするかもしれない」という思いで読み進めていただければと思います。
なにがあったのか
ではまず何があったのかをお話していきたいと思います。
あれは数か月前のお話になります。
いつものようにクラウドソーシングサイトやSNSでイラスト制作をしていた私ですが、その時は依頼の数も少なくとっても暇な時期でした。
そんな時に私がやることは「依頼の募集」です。
それも価格は抑えて依頼を受けるというもの(この時はかなり安価で募集をかけていました)。
Xの投稿にて作成の募集をかけたところ、DMはすぐに来ました。
依頼はゲームチームのロゴ作成依頼でした。
ちなみにゲームロゴはこんな感じです。
チームロゴの作成はある程度経験がありますし、依頼主の方も良い方でしたので特に問題もなく作成を進めることができ、納品まで行うことができました。
ここまではすこぶる順調でしたが悲しい出来事はこの後に起こりました。
納品まで行った後1日~2日で依頼主の方からDMをいただいたのですが…
「今回作成したロゴのチーム名が他のチームと被ってしまい使用できなくなった」
そう、作成したロゴが使用できないという連絡でした。
その後は作成したロゴを使用することはなく、全く別のロゴを作成(私が作成するわけではない)、使用するということでご連絡をいただきました。
今回の出来事で何が言えるのか
作成、納品が終了した時点でロゴをどう使うかは依頼者の自由
まずはじめにもお話した通り、今回の件で私が依頼者を責めるつもりはございません。
もちろん感情的には少々悲しい気持ちにはなりましたが…
でも取引前の事前確認から、入金、取引、納品まで一連の取引には全く問題はありませんでしたし、ロゴなどの作成物については、納品が完了した時点で私の手から相手の元に渡ったと考えておりますので、そのロゴを加工などされない限りどう使っていただいても問題はありません。
たとえ使わなかったとしても問題はないんですよね。
ここは感情とは別にわきまえておかなければいけない事柄であると考えています。
安価の作成物に対しての思い入れが希薄になる可能性がある
今回の出来事の根本的な原因としては依頼主の方の確認不足、これに尽きると思いますが、これは前項でも述べたように取引が終了した時点で私が文句を言うことではありません。
ではもう少し違った視点でこの出来事を見てみると
安価な案件であったから「別に使えなくなってもいいや」という気持ちが依頼主の方の気持ちのどこかにあったのではないかという思いが見えてきます。
これはイラストやロゴ制作以外の場面でも経験する場面であると思いますが、例えば100円均一の商品を買った際に「もし使えなくても100円だしいいや」と思いながらものを買った記憶はありませんか?
今回の出来事にもこれとちょっと似た気持ちが依頼主の方にもあったのではないでしょうか(本人に聞いたわけではありませんが…)
これが数万円する案件であった場合、多少なりとももがいたり、何か他の打開策を検討すると思います。
ただこれが安価な案件であれば「仕方ない」と割と早めにあきらめてしまうのではないでしょうか?
それについては作成者として残念に思います。
やはり作った以上大切に扱ってほしいですし、長く使ってくれることを願っています。
そういった思いは安価であればあるほど中々伝わらないものなのかもしれません。
まとめ
今回は安価な案件が故に起きた悲しい出来事についてお話しました。
依頼者さんにとってはなるべく安く抑えたいという思いはあって当然ですが、作成者(少なくとも私)にとって作成した作品については多少なりとも愛着が湧くものです。
取引が完了したのち、納品した作品の扱いについてそこまで細かく注文を付けることはできない立場ではありますが、皆さんには大切にしていただけるようお願いしていきたいと思います。
皆さんはどう思いますか?
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