こんにちは、TRAVAです。
イラストレーターとして個人や企業から依頼を受けていると、請求書や領収書の発行を求められる場面が少なからずあります。
私自身も初めて請求書を求められたときは、「どうやって作ればいいの?」と焦った経験があります。
今回はそんな過去の私のような方に向けて、請求書・領収書の作り方と記載すべき項目をわかりやすくまとめました。
請求書の役割とは?
請求書とは、報酬や代金を正式に請求するための書類です。
発行することで「請求した」という証拠にもなり、トラブル防止にもつながります。
なお、請求書には法律上の厳密な様式はありませんが、最低限記載すべき項目を押さえておくことが重要です。
請求書に記載すべき項目一覧
以下が基本的な記載項目です:• 発行者の氏名または名称(ペンネームでも可)
• 取引内容・品目(例:イラスト制作、ロゴデザイン)
• 請求金額(数量×単価)
• 依頼者の氏名または名称
• 振込先情報(銀行名・支店名・口座番号・名義)
• 支払い期限

⇒【請求書テンプレートをダウンロード】
名前の記載について
請求書には「誰が誰に請求しているか」が明確になるよう、自分と相手の名前を記載しましょう。
ペンネームでも法的に有効ですが、振込先口座は本名になることが多いので注意が必要です。
取引内容・金額の記載
「イラスト制作」「ロゴデザイン」など、具体的な取引内容と数量・単価を記載しましょう。
表形式にまとめると、視認性が高くなりおすすめです。
支払い期限の設定
支払い期限は任意ですが、トラブル防止のために明記することを推奨します。
「◯月◯日までにお振込みをお願いします」と記載しておくと、依頼者も対応しやすくなります。

結構シンプルではありますが、こちらでも請求書としては最低限必要な項目を記載しておりますので、こちらをベースに皆さんが使いやすい請求書を作成できるといいのではないかと思います。
請求書の作り方まとめ
請求書は、イラスト副業だけでなく、フリーランス全般に役立つ基本ツールです。
テンプレートを活用しながら、自分の取引スタイルに合わせてカスタマイズしてみてください。
▶ 請求書テンプレートはこちら
⇒【請求書データをダウンロード】
次項では領収書の作成方法についてご紹介いたします。
領収書とは?役割と記載項目
領収書は、代金を受け取ったことを証明する書類です。
レシートも領収書と同様の役割を果たしますが、相手から求められた場合は必ず発行する必要があります。
領収書に記載すべき項目一覧
- 支払者の氏名または名称
- 領収金額(改ざん防止のため「¥」「,」「-」を使用)
- 取引内容(例:イラスト制作代金)
- 領収日
- 書類作成者の氏名または名称(ペンネーム可)
⇒【領収書データをダウンロード】

収入印紙の注意点
領収金額が税込5万円以上の場合、収入印紙の添付が必要です。
ただし、PDFなどのデータで発行する場合は印紙不要とされています。
領収書の作り方まとめ
領収書は、取引の信頼性を高める大切な書類です。
テンプレートを活用して、必要な場面でスムーズに発行できるよう準備しておきましょう。
▶ 領収書テンプレートはこちら
⇒【領収書データをダウンロード】
まとめ:請求書・領収書は副業の信頼を支えるツール
今回は、イラスト副業やフリーランス活動に役立つ請求書・領収書の作成方法と記載項目についてまとめました。
書類を整えることで、取引の信頼性が高まり、報酬の受け取りもスムーズになります。
ぜひテンプレートを活用して、安心できる取引環境を整えてみてください。
それでは!



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