※この記事は税金に関してドのつく素人の私が初めての確定申告を終えたためその過程をまとめた記事です。次年度のことも考えこの記事を残します。
同じ境遇の方がいらっしゃれば参考にしていただければと思います。
まずは私の現状をまとめます。
・2019年4月からネットでイラスト作成の副業を開始
・2019年の所得が20万円を超えたため確定申告をしなければいけなくなる
・とりあえず各月の所得はノートにまとめておいた
・本業の会社にはばれないように確定申告したい
とザックリとこのような状態です。
さらに今私が相談前に知っている確定申告情報は
・年20万円を超えると確定申告が必要
これだけでした。
ほんとに何も知らない状態…(絶望)
とりあえずインターネットでいろいろと情報を検索し、情報はヒットはしますが、理解力が乏しい私には「結局何から始めればいいの?」の状態が続きました。
ということでこんな状態だった私が初めての確定申告に試行錯誤する様をまとめていきます。
確定申告試行錯誤編
①まずは国税庁のサイトをのぞいた
先にも書いた通り「何からしたらいいの?」状態であった私はまず国税庁のサイトをのぞきました。
検索ワードは「国税庁 副業」
するとこんなページが…
さらに下に進むと
「来たぁ…」と思いました。
ここで一番上のスマホで確定申告とスマホ申告の手引きを見ながら実際の用紙を作成してみます。
②スマホを使って確定申告の用紙を作成してみる
申告書の作成過程については省きますが、手引きを見つつ入力していきます。
この時必要だったものは
・本業の源泉徴収票
・副業での帳簿(収支をまとめたもの)
ですね。
源泉徴収票については年末調整済みのものとそうでないものがあるそうですが、私の職場は年末調整済みのものでした。
なんやかんやして…
完成しました。
初めて自分で作った確定申告書!
ちょっと感動…
③いざ税務署へ⇒税理士にダメ出しされる
確定申告書を作成した次の日、私は税務署へ向かいました。
目的は確定申告書の提出…ではなくこの申告書であっているのか相談したかったからです。
緊張する足で初めて税務署に入ると、そこには相談窓口の案内が!
申告会場とは別に納税に関しての相談ができる場所があるようです。
これはよかった!
と私は申告会場ではなく相談会場へ向かいました。
そしていざ相談会場に入り、税理士さんと対面します。
去年から副業をはじめたので確定申告をしようと思いまして、国税庁のサイトで申告書を作ってみました。
それでは見せてもらいますね。
…あぁここ間違っていますね…。
ものの数秒でダメ出し。
間違っていたのは「所得」と「収入」の記載。
申告書には所得と収入の記載が必要だったのですが、そこの数字の記載がどちらも「所得」の数字になっていました。
簡単に言うと「収入」は事業で得たお金であり、「所得」はその「収入」から支出や手数料など差し引きし、結果自分の手元に入るお金のことをさすそうです。
ここは全く分からなかった…。
書き直しです。
また他に指摘されたことは
・確定申告書とは別に「収支内訳書」という書類が再度必要ということ
・開業届を出さなければいけない
ということでした。
④これからやらなければいけないこと
とここまでが今までのお話。
これから私がしなければいけないことは
①収入の計算をし収支内訳書を作成する
②開業届を作成する
③再度確定申告書を作成する
この3点です。
①②の書類はネットでもあるようですが、税務署の方からもらったためこのまま作成していきます。
そのうえで再度③申告書を作成し、今度こそ完璧な申告を行います!
次項へつづく…
確定申告完了編
さて初めて行った税務署では相談窓口に向かい、何とか苦労して作成した申告書を税理士さんにみてもらいました。
その時の返答をまとめると
①開業届(個人事業の開業・廃業等の届出書)が必要
②収支内訳書の作成が必要
③申告書の修正が必要
とのことでした。
①の開業届については税務署で用紙をもらいました。ネットでもデータはあるようです。書き方についてもそこまで難しくはないと思いますよ。
②の収支内訳書もネットで情報を調べつつ、税務署の方から書き方の用紙もいただいたためそちらを参照して作成しました。税理士さんからの助言では
・収入と所得をしっかり書き分けること
・クラウドソーシングサイトの手数料も支出として記載
・別途通信料なども計算し記載することで経費として申告可能
とのことでした。
①申告書を作り再度税務署へ
これらを元に申告書の作り直しを行いました。
そしていざ税務署リトライ!
初めての時は確定申告の相談の窓口でしたが、今回は申告の窓口へ向かいます。
相談の時は50人近く先に待っている人がいましたが申告窓口の方はわずか2人。
税務署に行った時間帯も違います(1回目は11時頃、2回目は9時頃)が、おそらく相談のほうが待っている方は多いみたいです。
さて申告の窓口に行ってからはあっさりと申告は進みました。
必要な書類を確認してもらい、ハンコの確認等してもらい終了!
一部不足部分もあったようですが意外と許容してもらえました。
あとは納税用の書類をもらって帰りました。
1回目が結構待ったので2回目も覚悟してましたがそんなこともなく無事に終えることができて一安心でした。
2020年副業の確定申告の仕方:最後に
これで私の初めての確定申告が無事に終了しました。
確定申告はしっかり準備しておけばそこまで大変なものではないと感じました。
…がまた来年またてんやわんやするんでしょうね…w
この記録が皆さん、そして来年の自分の役に立てることを祈っています。
それでは!
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