どうもTRAVAと申します。
今回は依頼者さんの視点に立って記事を書かせていただきます。
テーマは「イラストレーターと上手に取引するためのコツ」という内容で書いていこうと思います。
こういう風に取引するとトラブルにつながりにくいかなという内容でまとめていこうと思いますのでよろしければ最後までお付き合いください。
はじめに断っておきますが、私自身はイラストを制作する側の人なので、「イラストレーターとして今までいろいろな方と関わる中でこんな風に取引できるといいな」と思うことをまとめてきます。
依頼を受注する側の意見ですのでむしろ信頼性は高いかと思います。
イラストレーターと上手に取引するためのコツ
最低限の礼節は持ちましょう
イラストを作成するという取引にあたって、発注を行う依頼者さんの中には意識的か、無意識的か依頼者さんが上、イラストレーターが下という上下関係をイメージされる方がいます。
「お金を払うし発注している自分が客なんだから」という思考であるからだとは思いますが、この考え方が時には取引を行う上ではマイナスに働くと思われます。
それが一番顕著に表れるといってもいいのが「取引を行う際に礼節を持って接しているか」という点です。
私も経験がありますが
・はじめの簡単な挨拶すらもない
・ため口
・思ったことをストレートに伝える(下手だ、イメージと全然違うなど)
こういった対応の仕方はイラストレーターにとってはストレスになりますね。ため口は言語道断ですね。
イラストレーターと上手に取引していくのであれば、最低限でも礼節を持って対応していただけると嬉しいものです。
制作物のイメージを固めておきましょう
さて、具体的な取引を進めるとなると制作物のイメージを固めていく必要がありますね。
上手に取引をしていく上で、ある程度依頼者さんがイメージを固めていると私達(イラストレーター)もとても制作が楽になります。
具体的には
・何を描きたいのか
・どんな雰囲気、タッチで描きたいのか
という点をイメージしていけるといいですが、今の時代は便利な時代ですので、Googleなどで自分のイメージに近い画像などを検索して提示していただけると、イラストレーターはとても制作が楽になります。
イラストレーターにとって「とりあえず描いて」や「イメージは固まってないけどこれを描いて」というのは材料の少ない中、手探りで完成イメージを固めていくことになるので、結構大変になります。
と言いつつ依頼者さんにとってもイメージが固まらないこともあると思います。そんなときはイラストレーターに投げず、「イラストレーターと一緒に考える」という形で取引をしていただければと思います。
イラストレーターも万能ではありません。0の状態から作成するのは至難の技でございます。
返事やメールの返信は適宜行う
これは以前の記事でも記載しましたが、取引にあたって連絡が遅いというのは納期がずれてしまうなど取引に大きく影響の出るものであります。
皆さんのペースはそれぞれで違いがあるかと思いますが、適宜返答、返信をいただけると取引がスムーズに進められるので是非注意していただくといいかと思います。
個人的には1日1回程度はご返答いただけるといいのかなと思います。
制作物はイラストレーターとともに作っていくという意識で
最後にこれは意識的なものですが、イラスト作成については「イラストレーターと依頼者さんがともに作っていくという意識を持つ」ことが重要であると思います。
これが理解できていれば前述した3つのポイントは自ずと解決されているのではないでしょうか?
イラストレーターは依頼者さんのイメージを形にすることに長けています。
しかし依頼者さんのイメージを100%形にできるかという点についてはイラストレーター1人では絶対にできないことであるといえます。
お互いが満足できる形で制作物を完成させるためにはお互いが一つの制作物に関わっているという点を意識するととてもいいのではないかなと思います。
最後に
これまで記載したことは、当たり前だと思う人にとってはごくごく当たり前のことだと思います。
しかし、これができない人がいることもまた事実です。
依頼者さん、イラストレーターがそれぞれいい形で制作できるよう、以上の点について気を付けていただけると嬉しいです。
それでは。