どうもTRAVAと申します。
イラスト作成をしている方なら多かれ少なかれ「描くの難しい!」と感じるのが「手の描き方」ではないでしょうか?
私も普段ご依頼でイラストを描いていると「手をどんな風に描いたらいいんだ!」と悩んでしまうことがあると思います。
今回はそんな私と同じような気持ちの方に1冊の本をご紹介したいと思います。
良ければ最後までお付き合いいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
「加々美高浩が全力で教える手の描き方」
今回ご紹介したいのがこちらの本になります。
「加々美高浩が全力で教える手の描き方」
になります。
こちらの本はタイトルの通り「手を描く」ことに特化した本になります。
著者はアニメーターの加々美高浩さんで価格は定価で2200円+税になります。
次項でこの本の魅力についてご紹介いたします。
この本の魅力について
この本のいい点としては何といっても「手を描く」ことだけをつき詰めて描かれているところです。
もう少し具体的に何が描かれているのかをご紹介いたします。
手の解剖学的な解説
手に限らず、人の身体を描くときに少なからず解剖学的な知識は知っておくべきだと私は思うのですが、こちらの本では手の骨や腱(筋)について解説されています。
それも、手を開いた時の筋の見え方や握ったときの骨の出っ張りなども解説していて、かなりわかりやすくなっています。
また、男性と女性のそれぞれの手の描き方や、年齢による差についても解説されています。
さらに加えて、手の「しわ」についてもいろんな角度からどう見えるのかを解説されていますので、かゆいところに「手」が届くくらいの情報が網羅されています。
いろんなシーンでの手のポーズの描き方を解説
先ほどの解剖学的な解説は基本的な知識や描き方になりますが、それを元に基本的な手のポーズ、応用的な手のポーズの描き方についても解説されています。
基本的なポーズとは「グー、チョキ、パー」や「手を組むポーズ」など日常生活でよく見かける手のポーズについて解説されています。
応用的なポーズとしては「道具を使っているシーン」が主に解説されていて「箸を持つ」や「楽器を持つ」「銃を持つ」など日常的、非日常的なシーンでの手の描き方について解説されています。
手を使った演出の技術を解説
手はその形や状態によって、感情やその時の状況を表現することのできる部位だと思います。
この本ではそんな手で見せる様々な演出についても解説しています。
例えば「迫力のある表現」や「感情の表現」、「力を入れた時の表現」「柔らかさの表現」などイラストに説得力を持たせるための手の描き方について解説されています。
写真による手の素材も掲載されている
基本的にはこちらの本は図解やイラストで手の描き方について解説、紹介されていますが、付録のような形で実際の写真を使用した手の素材も掲載されています。
イラストでの解説を見ながら、本物の手の写真を確認することでより深く手についての理解を深め、よりスムーズに手を描けるようになるのではないでしょうか?
最後に
今回は手の描き方の本をご紹介させていただきました。
最後にリンクを掲載しておきますので、気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
それでは!
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