どうもトラバです。
今回は「トライバル(Tribal)」についてまとめてみたいと思います。
私がイラストを始めるにあたって大きな影響を受けたのはトライバルデザインやタトゥーアートでした。(別にタトゥー入れたいわけじゃありません)
かっこよく、スタイリッシュなトライバルデザインに若かりし日の私は魅入られたのでした…
と私の話は置いておきます。
まずトライバルという言葉は「種族、部族の」という意味を持っているようです。
つまりトライバルデザインとは「部族のデザイン」という意味としてとらえることができます。
この「部族の」という部分について少し深めていきたいと思います。
トライバルの起源
トライバルの言葉の意味は「種族・部族の」という意味でしたが、トライバルデザインは主にサモアなどの赤道付近の太平洋諸島の部族の間で生まれたものです。
今から約3000年前ほど前にサモア諸島に人類が住むようになり、そこを拠点にタヒチ、イースター島、ハワイなどに移住していったといわれています。
そのためサモア周辺の国にはサモアのトライバルデザインをアレンジしたようなデザインが多くみられるそうです。
トライバルデザインの意味とは
トライバルをタトゥーとして体に入れる理由として、元々は
・自分を魅力的に見せる
・社会的ステータスを示す
・既婚のサイン
などの意味を持っていたそうです。
また現代ではファッションとしての意味合いを持っているようで、カジュアルでおしゃれなデザインも多く誕生しています。
トライバルデザインの種類
先ほど述べた通りトライバルのデザインはその地域ごとに変化を見せおり、見た目が異なります。
その種類はなんと10種類以上!
そのうちいくつか名前だけご紹介します。
・ポリネシアンサモア
・ポリネシアンマルケサス
・ポリネシアンタヒチ
・ポリネシアンマオリ
・ハイダ
・カリンガ
・ボルネオ
私がよくデザインしているトライバルは実は「ボルネオ」というデザインに近いのだと初めてわかりました。
私のトライバルデザインの紹介
最後に私がデザイン、作成したトライバルデザインをベースとしたデザインをいくつかご紹介します。
①猫
②太陽
③
④四神
こうやって見返してみると「これってトライバル?」って感じがしますね。
今回はトライバルについて簡単にまとめてみました。
現在では一つのアートとして多くの人に認知されているトライバルですが、改めてその歴史を知り意味を理解したうえで、またイラストに取り組んでいこうと感じました。
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